内定を断るとき、どんな風に断ればいいのか?

内定が出たとなると、ほかの企業の選考はどうしたらいいのかと迷いますし、内定が出た企業でも今の時代、卒業までの間にどんなことが起こるかわかりません。

現に内定が出た企業が、その後倒産という事態になり内定を却下されて途方に暮れたという先輩たちがいます。
こうしたことを考えると、ほかの企業の選考を辞退すべきかどうか迷います。

色々考えた上で、その企業の内定をお断りするという場合、選考辞退メールを考えて誠意をもって対応する事が求められます。

内定辞退のメール、どこにポイントを置くべきか

まず内定辞退のメールが相手の方に一目見てわかるようにすべきです。
件名で内定辞退のメールだということがわかることがポイントです。
人事の方は毎日この時期、たくさんの仕事に追われている状態なので、ほかのメールに埋もれて、内定辞退のメールが開封されないことも予想されます。

メールを開封してもらうようにするためには、件名をみるだけで選考を辞退することがわかるようにしておくと安心です。

選考辞退のご連絡、選考辞退のお願い等のように件名を見て内容がわかるようにしておくと安心です。

この内容がわかるように件名を作るということは、選考辞退メール以外、ビジネスシーンでも同じことです。

言いたいことは結論から伝えること

ビジネスメールでも同じなのですが、選考辞退についてはだらだらと内容を書き連ねるのではなく、簡潔に内容が伝わるようにしなければなりません。

勿論最低でも、宛名、挨拶、そして選考通過のお礼、自分の所属、こうしたことは本題の前に持っていくことが大切です。
宛名については株が前に来るのか後に来るのかを間違えやすいので、この点を間違えないようにします。

自分の所属となる大学に関しては、○○大学○○学部○○学科○年として、その上で氏名を書くようにします。

次に選考通過のお礼を簡単に述べてから、本題である選考辞退について書いていきます。
最低限メールのマナーを守ること、さらに相手企業の名前など間違えることがないようにしましょう。

辞退の理由は書くべき?

選考辞退の理由は細かく書く必要はありません。
こちらから書くのではなく、もしも聞かれたようなら答えるようにします。
ただ何も書かないのはどうかと思うので、諸事情によりと書いておくといいと思います。

理由を記載しておくことで後から面倒なことになる可能性もあるので、細かい理由は記載せず、あくまでも辞退することを告げるようにしておきます。

選考辞退のメールが一般的ですが、当日選考を断るという場合には電話連絡を入れることが必要です。
面接する側は、選考に訪れることを前提に動いているのでその予定をドタキャンするのですから、自分で電話してしっかり断るようにしましょう。