自動車整備士を目指すための専門学校
日本を代表する産業である自動車産業ですが、それを担っているのは自動車に関わる人材の裾野の広さです。
日本国内には数多くの自動車整備工場があり、それぞれ専門的な技術を生かして私達が普段乗用する自動車の点検や整備を行っています。
自動車は製造をすることももちろん大切ですが、購入後にも定期的に検査をしたり修理をしたりしていかなくてはいけませんので、自動車整備に関わる仕事は大変汎用性が高いものとなっています。
全国にはそうした自動車を取扱することができる人材を多く輩出するための専門学校がたくさんあるので、将来自動車に関わる仕事をしていきたいという人はより環境のよいところで学ぶようにするのがいいでしょう。
自動車に関する専門学校の場合「大学校」として設置されていることも多く、大手自動車メーカーが自社製品を扱うことができる人材を早くから作るため、高校卒業時から入学をしてそこで大卒の学歴を得られるような教育課程をしていくという学校を作っていたりします。
都内の有名自動車大学校
都内にある自動車大学校としては、まず有名なところとして「東京自動車大学校」があります。
こちらは「TAUS」と略称で呼ばれることもあるほど有名なところとなっており、自動車整備士のい資格取得を目指すとともに、実際の車両を使った整備や組み立ての実践を行っていきます。
また大規模な修理や改造をするときには欠かせない「ボディクラフト」と言われる板金や塗装の技術も学ぶことができるようになっているので、総合的な自動車整備の技術を身につけたいという人にはおすすめの学校です。
かなり内容が実践的であるとともに学校としても数多くの企業と提携していることから、卒業後の就職率も相当に高く100%と言ってもよいほど就職をすることができています。
難易度の高い第1級整備士資格もとることができるので、高度な学習を希望するなら一度問い合わせや見学をしてみることをおすすめします。
企業が作る自動車大学校も多数
日本の自動車メーカーといえば幾つかすぐに思いつきますが、そうした有名メーカーが直接学校を運営していることもよくあります。
まず代表的なのが「トヨタ東京自動車大学校」です。
トヨタの自動車大学校は他にも神戸や名古屋などにも同じように学校がありますが、規模でいけばやはり東京の学校が一番大きなものとなっているようです。
トヨタ東京自動車大学校では、最新のトヨタの技術をそのまま学ぶことができるとともに、国家資格を取得できるという課程になっています。
もちろん卒業後はトヨタ直営の整備工場に就職を紹介してもらえるなど就職に役立つメリットもたくさんあります。
他にも「日産・自動車大学校」といったところもかなり多く入学者の集まる人気の学校です。