ハリ

鍼灸の専門学校

鍼灸の専門学校は各地にあります。
学校を卒業して社会人になってから鍼灸の資格を取りに来る方も多いので、夜間などもある専門学校が多いです。
最近は鍼灸科を置く専門学校が非常に多くなっていますが、自分に合った専門学校、また就職サポートなどがしっかりある学校を選ぶことがポイントです。

鍼灸の専門学校も色々ですが、臨床経験が豊かな教員がいる所を選ぶ方が安心です。
学校では鍼灸の知識、技術を体得しつつ、鍼灸の歴史などについても学びます。
実習などもあり、施術行為を実践的に学ぶという事を積極的に行う学校も多くなっています。

鍼灸の資格とは

鍼やお灸を用いて体に存在する経穴と呼ばれるツボを刺激し、体の内部からしっかりとその方の自然治癒能力を用いて体をいい方向に持っていくというものです。

そのため、患者さんの顔色をみたり、ニオイや話し方、お腹の張り具合などをコミュニケーションをもって調べながら診断する事も必要です。
患者さんの状態を把握してたら、鍼の太さなどを考慮し、深さなども考えながら、さらにもぐさの種類、お灸の回数、ツボなどを設定し、施術します。

期限を設定してここまでに改善させようと患者さんと同じ意思をもって施術する事も必要で、お客様とかなり近い状態で信頼度をもって行う施術となります。
体の事はもちろん、ツボの位置なども正確に覚える事が必要で、専門学校で専門的な教育を受けることが必要な資格です。

国家資格取得が主軸

鍼灸家として働くためには、国家試験に合格する事が必須です。
専任教員など国家試験の対策要員がいる学校などもあり、資格取得を強力にバックアップしてくれるところが多くなっています。
鍼灸は国家資格を有する東洋医学の専門家となるので、試験を受けて合格した者以外、施術する事が出来ません。

そのため、専門学校に通う際、国家資格対策を講じてくれている学校に行くように考えることが重要なのです。

就職の場が広がっている

最近は鍼灸の治療院などのほかにも、スポーツトレーナーとして、またフィットネスなどの施設でも需要がありますし、美容目的の鍼灸も行われているので、幅広い就職先があり、鍼灸の専門学校はかなり多くなっているのです。

介護福祉施設、医療機関などでも就職先が多くなってきています。
鍼灸は国家資格となり、人の体に施術を施すことになりますので、しっかりと技術、知識を学ぶ必要がありますし、指導を受けている状態で実践形式の実習を多くこなす事の出来る専門学校が望まれます。
カリキュラムを工夫されている学校も多くなっていますので内容も確認しましょう。

数多くの専門学校がありますが、就職率や指導する先生の経験、実績なども踏まえて専門学校を選択しましょう。